ついに…ついに…ついにお米になったぁーーー!!!バンザーーイ!!!
シマさんと協力して、時にはぶつかりそうになりながら(ギリギリぶつかってはいない)育てたお米。
nice time farmingのあっくんからいただいた種籾【愛知のかおり】。それを田んぼにまいて苗を育てるところから。
結果的には1反で2俵ちょっとという多くはない、というかかなり少ない量だったけど、たくさんの友達が協力してくれた事やシマさんと育て上げた事、田んぼがきっかけで今までより地域に溶け込めた事、そして何より自分で育てたものが主食になる事。そんな色々な意味を含んだ初めてのこのお米は、量とか値段とかではないんだな。
たぶんこの感動は初めて特有のものだと思うからちゃんと記しておこうと思います。
4月16日 畔塗り
初の田んぼ作業は畔塗りから。(この後大変な作業が続いていくことを知るよしもない、うかれる僕)
ほとんど乾くことのないこの田んぼは、畔も柔らかい。その上、畔が壊れて水路と繋がってしまっていた。このままだと、水がたまらないので全体的に畔を高くして塗り直した。
ビフォー↓
アフター↓
4月21日 水路確保
畔が壊れることにより、水路がふさがれて、下のなっちゃんがやってる田んぼへ水が供給できていなかった。なので、次はなっちゃんも加わり水路の確保。クワで堀りながら畔を更に高くしていく。
この時、パワフル島崎が何を思ったか水路の砂利が出るまで深く掘りまくり、なっちゃんと僕からダメ出しのやり直しを喰らう(笑)
この時ボーボーだった田んぼの中の草も刈った。
5月15日 種籾まき
ついに種まき。田んぼに苗床をつくりそこで苗を育てる方法に挑戦。稲作をしている人のほとんどは育苗箱で育てるが、それだと場所や用土の確保などの必要もあったし、肥料を入れないこの田んぼでは苗床で育てた方が強く育つと思ったからこの方法を選んだ。
種をまくシマさん。シュール(笑)
何キロまいたか忘れた…。確か2,3キロ。(結果的に苗は3分の2くらい余った。)
1メートル幅の苗床に、感覚的には1センチ間隔くらいの厚さで種をまいていく。あまり薄くまくと、雑草が生えやすくなるから気をつけてまく。
次は種に土をかける覆土。この土は、畑の横の里山から採ってきた。表面を削った一段深いところから採ることで雑草の種が混ざる事を防ぐ。1センチくらいの厚みにした。覆土後はしっかりと手で鎮圧。
これで種まきは終了!あとは鳥ちゃん達に突っつかれないように。紐を張る。羽が引っ掛かるものがあると分かると、鳥ちゃんはそこを避けるらしく、太陽光で光る紐を張る。そうすれば防鳥ネットを用意する必要もなくて手軽♪効果は抜群でした。
これにて種籾まきしゅーりょー!!
続く…