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暑苦しく語ってしまいそうなんだけど、、そうだとしても冷めた目で読まないでね(^^; とりあえず、長文です。

えー、最近、自分が本当にやりたいことが見つかりまして、それは20歳の時からずっと探し続けていたもので、カフェで働いてたときも農業を始めてからもモンモンと探し続けていたものです。

僕は元々、農家になりたくて農業の世界に入ったのではありません。自然の中で大人も子どもも遊べる場づくりがしたい!と思って、体験教育と農業が学べる実習先に1年間行きました。その時は農家になるつもりなんてさらさらありませんでした。

ではなぜ農家になったのかと言うと、「畑を持てば人が集まる場をつくれる!」「野菜を売れば収入困らない!」え?農家いけるじゃん!!って感じで農業の世界に入りました。

で、4年やってみて。…完全甘く見すぎた笑

人を呼ぶのも中途半端。野菜づくりも全っっ然だめ。だから売るものもなくてその日暮らし_| ̄|○

でもその中で少しずつ見えてきたものもあって。
・畑に遊びに来たい人がいる
・みんなでやる農作業ってクソ楽しい
・企画を楽しめる仲間がいる
・ウチの畑の野菜は格別ウマイ
・イベント屋になれば?って言われる
などなど。

2016年末も、何がやりたいんだろ…ってモンモンと過ごしていると、いつだかフッと「遊べる農園」って言葉が降りてきました。

ん?遊べる農園?なんかいい感じだぞ??大好きなヴィレヴァンも遊べる本屋だし。農業体験を教育とか学びとか堅苦しく考えたくない。じゃー畑や里山でできること全て「遊び」でいいんじゃない?遊びで得る学びってめちゃくちゃタメになるし、忘れない思い出になるし♪

でも遊びでお金とりたくない。。あ、じゃーその遊びに来た人達に野菜買ってもらえばいいじゃん!野菜買いに来た人が遊んでいけばいいじゃん!

つながった!!!笑

そんな事を思いながら畑を耕していると、ふと頭の中に音楽が流れてきた…。小学6年の時の学芸会の演目『半日村』の歌。…半日村かぁ。。。ん??半日村か!!!!


『半日村』
半日村には、村にそびえる大きな山のせいで半日しか陽が射しません。それを何とかしようと二人の幼い兄弟が立ち上がります。山の土を湖まで運び山を動かそうとするのです。最初はバカにしていた子ども達が協力し始め、バカにしていた大人達も協力し始めました。村人全員で土を運び続けると見事に半日村は一日村になった。
という昔話なのです。


ウチの畑は荒れた里山に囲まれていて冬は半日も陽が当たりません。畑としては条件最悪。だから今里山整備をしながら少しずつ山を低くしています。里山に囲まれて畑としては使いづらいからこそ何とかして楽しめる場にしたい。…これって半日村そのものじゃん。。と思ったわけです笑



今、都会で生まれ都会で育った大人、またその子ども達は「田舎」を知りません。土の暖かさや、静寂の中の音、本物の味を知らずに育つ子どもが多いです。半日村がそんな人達の田舎になればと思います。スタジオジブリの『おもひでぽろぽろ』みたいに。

そしてこだわって育てた野菜はどうしても価格が高くなります。でも作業を少しでも手伝ってもらったり、畑まで買いに来てもらうことで安く譲ることができます。

「畑は興味あるけど家庭菜園できるほど時間がない。そんなにマメじゃない」って人がいる。そんなら、月1でも年1でもいいよ(^^)もちろん毎週でもいいよ。土に触れに来て♪

一日中農作業じゃ疲れちゃうから、半日汗かいたら半日はみんなでおいしいもの作って食べながら遊ぼう(^^)一日ガッツリ農業したい人は僕がつきあうよ!子どもは一日中遊んでな!笑

みんなでカッコよくて気持ちいい場所にしよう♪ツリーハウス建てたり、木を彫って食器作ったり♪

無肥料栽培で育った美味しい野菜がほしい人は収穫してってね。安くしとくよ(^^)買いだめ歓迎だよ笑




そんなライトでラフな遊べる農園を作っていこうと思っています(^^)名前は半日村。共感してくれる村人達がたくさん集まってくれることを願っています。

オープニングは3ヵ月後の7月1日土曜日!!空中大流しそうめんオープニングパーティーを予定しています!!ぜひ浴衣でお越しくださいませ(^^)5、6月も農作業体験のみでプレ的に毎週日曜日オープンしようと思います。

料金は?駐車場は?定員は?などなど、詳細はこれから。すでに集まってる面白い物好きな村人達と決めていきたいと思います(^^)夏野菜つくりながら随時発信していくのでチェックよろしくお願いいたしますm(__)m


最後になりましたが、今日はエイプリルフール。しかし、これは壮大なウソではなく、正真正銘、僕の夢なので応援していただけると泣いて喜びます!!(^^)


鈴木農園 鈴木紹

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